2016.04.14
いい音で、って言われても
漠然としてわかりにくいですよね。
でも、聴いたら一目瞭然!
レッスンの時に先生が弾き比べて聴かせることがあるでしょう?
どっちがきれい?どっちがいいと思う? 「こっち!」
そう。
どの子もみんなわかります。
いい音とよくない音。
これを知らないと、いくら弾いてもうまくならない、どころかヘタになっちゃいます。
また、
バロック時代の奏法、古典の様式、ロマンの呼吸、近代の音色など、
それらもぜひ知ってくださいね。
時代の弾き分けを知らずに、何でも自己流でやっちゃうのはマズイ。
時代ごとの音色や奏法を知るには、
たとえば古典とロマンを一緒に勉強するとわかりやすいですよ。
ただ弾くのでなく、自然といい方向を見ているように。
そうさせていくのが先生の仕事です。
ピアノはどうしてもミスしなければ良しと思いがちですが、
感覚って本当に大事ですよ。
良かれと思ってやってることが逆効果だったら、ちょっとショックでしょう?
だから、レッスンで言われたことは大事です。
そしていい感覚を身に付けて行くことが大事です。
いい感覚があれば、それがいいのか悪いのか、だんだんわかっていきますよ。
いい感覚を磨き、注がれたことはちゃんと受け取ってね♬
先日、妹家族と食事に行ったとき。
先に妹の車が駐車して、そのあとに私の車が入っていったら、
妹の旦那さんがすぐに降車して私を誘導してくれました。
「あらー!なんて気が利く人かしらね!」と娘と私は感心しきり。
後日、妹が
「おねえさん(私)は一回で駐車場に入れられる人なんだね。誘導いらなかったんだねって、夫が言ってたよ」
え?あぁそうか。妹は、一度で駐車できたことがないと言ってもいいくらいの人。
何度か切り返して駐車するのが日常だから、
義弟は女の人ってこんなもんなんだと思ってたものが、
おねえさんはそうじゃなかったんだと気づいた様子。
これ、どういうオチになると思います?
義弟が妹に、もっと上手にできないの?と思うのか、
おねえさんは運転がうまくていいねと思うのか。
それがどうも、どちらでもなさそうで。。。
娘曰く、
「彼はね、自分の妻の不出来さがかわいいのよ。つまりできるオンナは苦手。
だから彼はママに会うとなんとなく緊張してるのよ。こういう女は好みじゃないんだね」
へぇー!あんな使えない妹を好きって言ってくれて義弟には感謝だね!
「ホント、世の中よくできてるよ!」
それにしても妹よ。不出来がかわいいと解釈してくれる夫で本当によかったね。。。
それに私、義弟の好みのタイプじゃなくても痛くもかゆくもないもん。ふん。