2016.04.13
小さなうちにしっかり基礎を身に着けて、
大きくなったらそれを使って弾いていく。
そんな風に考えてレッスンしています。
レッスン開始時から
いいものを身に着けさせることで、
いつのまにか上手になってた!というふうに
してあげたくて。
私としては、
ソナチネが弾けるようにするのが最初の目標です。
ソナチネは古典の基礎であり、ピアノの基礎でもあります。
これが弾きこなせると学校でも伴奏などはどうってことありません。
また、将来的にも、
学校や幼稚園の先生になるときに必要なピアノがカバーできます。
だから、レッスンを始めたからには、ソナチネまで進むことが最初の目標なのです。
ですが、
ソナチネまで来たら、そこが目標ではなく・・・
ソナチネが弾ける実力を使って、
本当に手ごたえのあるあなたのピアノを弾けるようにしていきましょう。
ソナチネの先はソナタ。
モーツァルトやベートーヴェンで古典をしっかり学んだり、
ロマン派が好きならショパンをはじめとした作品に取り組んでいきます。
そうなるには、できたら小学校時代にコンクールを経験しておくといいですよ。
コンクールに出場することで学べることは、本当にたくさんあります。
コンクールを追いかけてしまうと、
課題曲で1年が過ぎてしまうこともあるかもなので要注意ですが、
コンクールを経験した先輩たちはみんなある一定の実力がついています。
それを使ってさらに大きな作品にトライする。それが理想!
中高大学生、コンクールに出る人もいるけれど、
コンクールの課題曲ではなく、自分の1曲を選んでじっくり取り組んでいます。
どうしてもコンクールに出るとなれば課題曲を練習しなきゃならないけれど、
コンクールを卒業したら、好きな作品を詳しくレッスンしていくのがおすすめ。
ハイドンを極める人もいれば、ショパンを追及する人もいる。
そしてその曲は、音大でレッスンするレベルまで高まります。
ひとつずつのフレーズを吟味し、音色を考え、それに必要なテクニックを求め、
大きい生徒さんたちのレッスンは、本来のピアノの世界に近づいていく作業です。
これが何ともいい時間で。。。
一心にピアノに向かい、真摯な空気で音を奏でる。
ほんとに、いい時間ですよ。
みんなはここから、
曲を手に入れていくだけでなく、気力と心の栄養を得ています。
芸術は知の極み。
おうちの方々も、その音を聴くと何かが違うことに気づくでしょう。
いいものを求めて、一緒に進化していこうね♬
さくらがきれいに咲いて、そろそろ風に散りだす頃。花粉症も収まる傾向ですね。
アレルギーはどうしようもないけれど、私は色々アレルギーがあるらしく。
うさぎアレルギーがあるし、虫刺され薬のムヒにかぶれるし、日光アレルギーも少々。
日焼け止めも使えないんだっけ。
自分でもあきれちゃうけど、仕方ないものね。
そういえば、カシミヤ100%のストールを買ったけれど、
それは多分、正確には100%じゃない、と思う。
だって首がちくちくする。
こういうことって結構ありますね。商品表示に偽りあり。
混ざりものがあるって、体が言ってるの。
偽装表示を見破れる女、それが私!
って、何の得にもならない。それどころか反応しちゃって不自由だし。あーあ。