2011.11.24
きれいな音――
いろんなきれいな音がありますが、
今回はピアノという楽器のもつ“無垢な音”について。
ピアノのもつ本来のいい音に気づき、求めるには、
『ハイドン』がもっともおススメです。
モーツァルトもかなり近いですが、
ハイドンのソナタを弾くと、
その一粒一粒の音がなんとも混ざりけのない純粋な、
ピアノそのものの音色になっていることがわかるでしょう。
もちろん“古典・この時代の音”を知らなければならないけれど、
純度の高い、それはそれは美しい音です。
一粒ずつがちゃんと存在している音、とでもいうのか、
とにかくハイドンを美しく弾けたら、
派手さはなくても、心惹かれる演奏になるでしょう。
この音を知っているか否か、出せるか否か、その差は大きい!
とてもむずかしくてハイレベル、でも基礎中の基礎の美しい音・・・
ハイドンで、
無垢で純度の高い音をぜひ知ってくださいね♫