2016.01.27
ピアノの先生を選ぶときの理由は、
人それぞれですよね。
近いから、とか、
お友だちが行っているから、とか
そういう理由もありですし、
うまくなりたいから、
コンクールに出たいから、と、
それに対応する先生を選んで、とかも
もちろんありますね。
本当に“運”や“縁”はあるけれど、
うちに来た以上は、後悔させないように教えたいと
私はいつも思っています。
さて、
‘海を目指して歩いていけば海につき’ますよね。
では、
“上達をめざして練習すれば上達するか”といえば?
この場合はかなり微妙です。
というのも、“いい練習”をしないことには上手にならないから。
“いい弾き方”や、“いい音の出し方”を知らなければ、
100回弾いたってうまくなりません。
うまくなるために、
Aを目指して努力すればAが手に入るけれど、
うまくなりたくてもBをがんばっちゃうと絶対Aにはなりませんよ。
実はこれ、無意識で音を出す弾き方が大きくものを言います。
いい音の出し方というのがあるなら、
ダメな音の出し方というのもあるのです。
指も、音の出し方も、考え方でも、いいものを習って努力しないとムダになっちゃう。
悪いものをやればやるほど、それが身につきます。
でも、
いいものをやればやるほど、それが身について実力へとなりますよ。
最近、短期間でどんどん伸びる小さな子たちが多いのですが、
この生徒たちは、余計なことをしない、みたい。
習ったことだけをシンプルにやってきますよ。
そして、
こういう弾き方はダメと言われたら、それを避けようとしている。
いいことをしっかり習って、いい方向を見て進んでくださいね♬
コンクールで伴奏するから包丁で指をけがしないようにしなきゃ・・・
そう思いながら包丁を持ってましたが、よくよく考えると私はなぜか、
台所に立つと息を詰めているような気がする・・・そして肩に力が入り、疲れる・・・
そう、私は料理があんまり得意じゃないというか、平均値が低いというか。
二日かけて豚の角煮を作ったり、さんまの骨まで軟らかくした梅干し煮を作ったり、
やるときはやるんですよ。そして好評。
でも、普段のアベレージが低いというか、当たり外れが大きいというか・・・
娘が子どものころ、見慣れぬ料理が出てくるとじっと見つめて
「ねぇ、これ、おいしいの?」・・・食べてから言ってくださいよ。まったく。
妹は、娘や夫が帰省すると夕飯の献立を訊いてくる。
「夕べあきちゃんは何作ったの?で、どうだった?おいしかった?」
これを娘に、必ずと言っていいほど訊いてくる。
「昨日はだいじょうぶ!おいしかったよ」ということもあるけれど、
「あー・・・あれはちょっと味がなかったねぇ」と娘が答えると、なぜかちょっと嬉しそう。
「料理は私(妹)のほうがじょうず!」というのが我々姉妹の掟だからか?
「大学で友達と、実家に帰るとおいしいものが食べられるよねーって話になって、
あーそうだよねーと言いながら、あれ?おいしいものってなんだっけって思うんだよね」
・・・なんか、ぱっとしない方が多くてごめんねー。申し訳ない。
「いやいや、気にしないで!母の味はなんだかはっきりしない味ってインプットされてて、
でもこれはこれで懐かしいから、あーこれがおふくろの味かぁって思ってるからさ」
しかし、たまにおいしいのもできたりするんですよね(←これ、ほんと)
でも、どうしても台所に立つと肩に力が入る。。。そして疲れる・・・