2016.01.21
「あのね、お母さんがね、
アタシがこの曲弾けてうれしいって!」
ゆーちゃんが
嬉しそうに教えてくれました。
ゆーちゃんは、
レッスン歴1年2か月の年長さん。
とても順調に進んで、
もうすぐバイエルレベルを終わります。
先週、ちょっと長いから1ぺージだけでいいよと出した宿題の曲、
これをとてもよく弾いてくれました。
この曲ね、ゆーちゃんは聞いたことないかもしれないけど、
おとなの人は絶対「知ってる!」というくらい有名な曲なの。
「ほんと?お母さん知ってるかな?」
知っていると思うよ。お父さんもおばあちゃんも、きっと知ってるって言うよ!
それが本当になってよかったです。
そしてゆーちゃん、
「こんな曲が弾けるようになって、すごくうれしい!」と
お母さんが言ってくれたことで、またまた嬉しさが膨らんだ様子。
___喜んでもらうのって嬉しいよね。
お子さんを伸ばす一番の言葉がそれかもしれません。
ですが、注意も必要です。
「この曲が弾けるようになったなんて、うれしい!」
「上手になってる。すごいねー!」
おうちの方々、これらはどんどん使ってください。
そして必ず、表に現れたことに隠された努力を、一番評価してあげてください。
褒める言葉の根底に、
今までがんばったこと・努力したことを大きく評価してあげてください。
結果だけを褒めてはだめですよ。
必ず、そこにたどり着くまでのがんばりを褒めてください。
もし、結果がついてこなかったら、
努力が不十分だったと諭し、次はちゃんとがんばればいいよと励ましましょう。
努力しても失敗したら、
よくがんばってきたことをお母さんは知っているよ。えらかったねと
努力を褒めて、次へ向くように励ましてください。
お子さんはおとなによって変わります。
喜んでもらえばがんばりますよ。
関心をもって協力してくれると嬉しいですよ。
成長するには、いろんな経験が必要。
それが楽しい経験ばかりじゃなくてもね。
そして、
それをいい方向にフォローするのが私たちおとなの役目です♬
センター試験を終えた高3のもーちゃんがレッスンにやってきました。
どうだった?「まあまあって感じです。あとは志望校を最終決定していくところです」
うちの生徒さんたちは、受験があってもあんまりレッスンを休まないんですよね。
「部活も終わって勉強しかなくなると気分的にうんざりするのでピアノ弾くんです」
いい気分転換に使っているようです。
そういえば何年か前、中学生のお母さんが、
「ピアノ習っていると内申書にいいから続けさせます」とおっしゃったことがあり、
確かにそうでしょうけど、先生にそこまで本音を言うとは・・・びっくり。
ピアノは脳にいいのはもちろんですが、記憶分野の刺激にも有効だし、
また心理的な気力の充電にもなります。
迷いがあったら弾いてみてください。なぜか気持ちが整理されますよ。
・・・となるように、小さいうちに基本を身に着けて使えるようにしましょうね♪