2016.01.14
ピアノの練習イヤだなーと思ったことって、
誰でもありますよね。
ないとしたら、それはそれで問題なし。
ですが、
イヤだと思ったことがあって普通です!
さて、練習がイヤなら
“練習”と思わなければいいんですよね。
どうしても嫌なら、
ピアノで遊ぶ。ピアノの音を出す。
そんな風にできればいいのです。
うまくいっているケースをご紹介しますと、
年長さんのれん君、
たびたびここに登場している彼がなぜこんなに早く進んでいるかと言うと、
「言われた通りにやった!そしたらできた!おもしろい!」
こんな感じ、かな?
習った知識をちゃんと使いこなしている、と言うのは確か。
おんぷの読み方やリズム、歌い方など、私が教えたとおりにやってきます。
教えたとおりにやるから訂正が少ない。
訂正が少ないからどんどん進む。
むずかしくなってきて少し手加減すると、次のレッスンでは自信を回復してくる。
レッスンして1年2か月、バイエルレベルを終えて次の課程へ進みましたが、
今まで習った知識を使って、教えていないところまでやってきます。
覚えた知識を使う楽しさ、やったらできた!という楽しさを知っているんでしょうね。
さて、中2のひろ君と小4のふみ君兄弟。
彼らも、おそらく練習と言う意識がなさそうです。
ひろ君は年少さんの終わりごろからレッスンしていますが、
成長途中では練習がイヤな時もあったでしょうが、
気づいたらピアノで遊ぶようになっていました。
クラシックだけじゃなくアレンジも自分流に、そしていろんな音楽を耳に入れて、
自分のピアノを弾くようになりました。
小2から来ているふみ君は、
初めての発表会をきっかけに、先輩のお姉さんが弾いた曲を弾きたいと・・・
そしてテキストの中からアトランダムに弾きたい曲を選んできて、
それがまたちゃんとやれているという型破り形式な感じ。
そういえば、この子たちの共通点は、
“楽譜の知識や理解ができてそれをちゃんと使っている”ということ。
楽譜を理解していれば、
あまりにかけ離れた曲じゃない限り弾けるようになるんですよね。
そうなると、練習と言うより“弾きたいから弾く”
弾きたいから弾くと、楽しいし苦じゃないし。
弾くことで、
指も使うし、カンもよくなるし、耳の性能もよくなるし、心の栄養も行き渡るし。
ピアノを弾くことは学びもあるけど、気力の充電でもあります。
まずは基礎をしっかり体得し、それを使えるようにがんばっていこうね♬