2015.12.12
それにしても
最近、急成長の生徒さんは多いです。
なーちゃん(年中)もそのひとり。
なぜか、くいっと上手になってきています。
ミスしないように慎重に弾こうとしているし、
それが仕上がりに表れていて、いい手ごたえです。
かーちゃん(年中)はなーちゃんと同級生。
かーちゃんも、レッスンしていて呑み込みが早くなってきたみたい。
ということは、自宅練習をちゃんとやっているのですね。
レッスンしていると、どこかで上り調子という波がやってきますが、
ふたりともそれが今なのかもしれませんね。
そういう時は、ムリしない程度にがんばっちゃったほうがいいですよ。
波には乗ってみる!その勢いは上達へのステップですからね。
ピアノって、できちゃえばかんたん!と言うことが結構あります。
でも、できるようになるまではむずかしく感じるのよね。
だけど、波に乗っているのを降りることはないでしょう?
やれるならどんどん進んだほうが絶対いいですよ。
そういえばこーちゃん(小5)も上り調子が継続中。
のんびりしておっとりした性格の通り、
ピアノもマイペースで弾いてきたこーちゃんですが、
このところの伸び率はすごいものがあります。
習ったところは次回のレッスンまでにしっかりマスターしてくるので、
あっという間に1冊の本が終わってしまいました。
ねぇねぇ、どうして急に上手になったの?
と、聞いてみたい気もしますが、きっとそれは言葉で表現しにくいでしょう。
私は彼女たちのやる気に応えて支え、リードしていくのみ。
でも、もしかしたら・・・・・?
どの生徒さんも、発表会後にグンとうまくなってきていますね。
感じるものがあったのかな?
大きな先輩たちも、またまたむずかしい名曲に取りかかっています。
そのラインナップは、音大生のプログラム並み。。。
教えがいがあって、先生も楽しい毎日です♬
成長と言えば、私自身も進化している気がします。
折に触れて学ぶことに気づき、そのポイントがだんだんシンプルに精査され、
なるほど・・・これはこういうことだったのか・・・と思うことしばしば。
と言うことは、10年前の私は未熟だったんだなぁと少々ため息ついたり。
1ミリでも上手になっていければいいという気持ちでいるのですが、
だったら昔の私はなんだったんだろう?何にもも知らなかったんじゃないの・・・と。。。
さて、先日娘が帰省してきて、何やら録音をダビングしていました。
何気なく背中に聞こえてくるショパンを耳にしたとき、
ちょっとそこは甘い。でも全体にはよく弾いているじゃない?まずまずと思っていたら、
「いやぁ、ママかわいかったねぇー!」
はい?
「今度私もこの曲弾こうかなって思って。これの録画、記憶にあったんだよね」
・・・・・・・20年前の私の演奏でした。。。。
ですが、思った以上にまあまあでほっと安堵。
「この曲、ユンディ・リがママの弾き方とすごく似てるんだよ」それは光栄です。
「かずねくんもいいけど、この曲ならユンディ・リのほうが好きなんだよね」
・・・・・・・・あなた、清水和音氏をかずねくんって・・・
「だってかずねくん、うまいよねぇ」
そりゃ彼は天才ですから。清水和音はママより年上ですよ。君付けはマズイでしょ。
うっかり外で言わないでよね。
「だってー知り合いだもん」
知り合いとは言わないの!ママが同じ門下生だっただけなんだから。
「だって子どもの時、リサイタルの時に花束渡したよ」
あれは郡山公演だったからだし。
私が高校生の時彼と同じ演奏会に出たことがあるなんて、今となってはすごいことです♪