2015.12.04
春からレッスンに来ているるーちゃん(小2)
ここへきて急成長しています。
宿題の曲はすんなりOKになるし、
指の形がよくなったから音がいいし、
生き生きと自信のある表情で
レッスン室に入ってきます。
あれれ?いつのまに・・・?
と、考えてみたところ、発表会が終わってからどんどん上達している様子。
るーちゃんは遠くからお引越ししてきて引き継いだ形ですが、
指や読符など基礎を固めるところから進めてきました。
発表会が終わったあたりからやる気がむくむく芽生えたようで、
いい状態でどんどん進んでいます。
この分だと来年のステージではぐっとレベルの高い曲を弾いてくれそう!
急成長と言えば、まだ数回しかレッスンしていないけれど、
おとなの生徒さんお二人も来るたびに上手になっています。
どちらの方も子どもの頃バイエルあたりまでは習っており、
もう一度ちゃんと弾きたい!とのことでレッスンに来ていますが、
そういえばみるみる進化している人の共通点は、
ピアノ経験があって、新しいレッスンに驚きと気づきを感じているタイプ。
「えーそうだったんですか⁉」
「知らなかった!すごい!」
「わー!とってもきれいですね・・・!」
私が何かを言うたびに表情が変わります。
「今まで私、何も知らなかったんですね・・・」
いえいえ!そうじゃありません。
習ってないことは知らなくて当然なんですよ。。。
今までなんとなくこうだと思っていたことが、
実はそうじゃなかったり、もっと違う世界があったり、
そうやって驚きと気づきがあるから、心や意識に刻まれて行くのです。
じゃあ、最初からずっと習っている生徒さんたちは?
先生の教えることに驚きはあんまりないかも・・・
だって、どれも初めて習うことだから「ふーん、そうか」って感じでしょ?
でも、その「ふーん、そうか」を着々と自分のものにしていっている生徒さんは、
短期間でとても早く上達していますよ。
1年生でレッスンに来たりーちゃんやかーちゃん、
スタートがちょっと遅いなと思ってたけれどどんどん順調に進んで、
翌年にはコンクール入賞、3年目にはソナチネを弾くようになってます。
つまり、
上手になりたい!と思ったら、先生に習った練習をちゃんとやる。
それが短距離で伸びるポイントですよ。
だけど、
引き継いだ生徒さんのほうが、食いつき(?)がいいのは否めない、かも。。。
とにかく、習ったことをやってみて!
特訓しなくていいから、習った練習をぼちぼちやってみてね。
必ず上手になりますよ♬