2015.10.22
発表会が終わって、
お母様方から続々感想をいただいています。
「みなさんとても上手で、発表会ということを忘れて聴いていました」
「私のほうが緊張してましたが、きちんと弾く姿を見たら泣けそうになっちゃって」
「とってもいい一日でした!感動が何日も続いていたんです」
「初めての子もきちんと弾いて、だんだん表現が伝わる演奏になり、
そして圧巻のピアノ。。。よかったです!」
「この一年の成長と伸びをつくづく感じました」
___皆さま方には本当にご理解とご協力を心から感謝申し上げます。
さて、
ビデオ撮影した方も多いと思いますが、ご自宅で再生していかがですか?
あれ?本番ではこれよりもっとよかったような・・・?
そうお思いになった方もたくさんいらっしゃることと思いますが、
それは残念ながら、その通り。。。
生の演奏で感じた表現や音色、空気感は、
録画録音すると、感じたよさはかなーり減ってしまいます。
youtubeでも同じ。
微妙な表情や音色は減退してしまうんですよね。ほんとに残念。。。
これは絵画でもそうです。
この数日でふたつの美術展に行きましたが、
ほんものの絵画を見てその輝きに心奪われて絵葉書を購入すると、
あら?何この平凡さは、とがっかりします。
録画録音で音色をそのまま再生するとなると、
専用の高性能集音マイクなどが必要になるでしょう。
絵画も、写真に撮るとどうしても凡庸に平坦になってしまうのです。
生で聴く良さを体験した後ではどうしても失望してしまうので、
やはり本番を、心ここに定めて十分味わっておくしかないんですよね。
録画を見て自信を無くしたという生徒さんもいましたが、
全然だいじょうぶ!
「先生、来年は私もこれを弾きたいです!」
「先生、私もコンクールに出たいです!」
「先生、次はこの曲をやってみたいです!」
はいはいわかった。全部OKよ。
みんな希望を感じるお顔で次の目標に向かって歩き出しています♬