2015.10.15
第2部後半のプログラムは、
ちょっと本格的になってきます。
ドビュッシーは
美しい音色で幻想的ですよね。
今回ドビュッシーを弾いた二人は、
先輩の演奏を聴いて選曲したのですが、
近代の曲はきれいなのに譜読みの苦労がありますよね。
暗譜もしにくいのですが、
弾きたい!と思う曲を弾くのが一番いい。
ピアノ曲ってそれはもう無限にあって、全部弾くのはどんなピアニストでもムリ。
だから、基礎が固まってきたら、
精神年齢やお好み、相性に応じて選曲するのがおすすめで、
今回の後半プログラムは全員が自分で選んだ作品でしたね。
さて、人気の作品が並ぶ中、
実はちょっと私が躊躇したものも何曲か・・・
悲愴ソナタの第1楽章、ショパンのノクターン、幻想即興曲、
スケルツォ、英雄ポロネーズなどがそれ。
ピアノを知っている人ならわかるでしょうが、
これらはとても名曲で憧れの作品ですが、その分大変難しい・・・
私でも弾く時は本気で弾きますよ。
テンポがとても速かったり、想像以上に暗譜しにくかったり、
腱鞘炎になりやすかったり、挫折してしまうかもしれなかったり・・・
ところがみんなよく弾いてくれました!
ほかの奏者たちもそうですが、
今回大したものだと思ったのは、どの生徒も一歩も引かない演奏をしたということ。
それはそれは立派なピアニストの姿でした。
ステージの上で、きっちり最後の一音まで自分の演奏を展開する。
これは本当に大したものでした。
いつもまにこんなに大きくなったのかぁ・・・
レッスン室とは違った姿に、先生はほれぼれしましたよ。
こうしてみると、どの子も目標を達成してくれましたね。
デビューの子たちは、一定のテンポでピアノフォルテもつけられて、
少し大きくなった生徒さんたちは、その曲の性格を表現した演奏で、
そのまた先輩たちは、みんなの憧れの作品を堂々と弾ききって・・・
先生は全員に合格点を上げますよ!
それにしても発表会は縮図のよう。
デビューした子が数年経ったら、あんなふうになるんですね。
自慢の生徒たちをご披露できたいい一日となりました。
みなさまご理解とご協力をありがとうございました♬
妹「ああしてライトが当たって遠目なら、あきちゃんもまだなんとか大丈夫だねってお兄さんに言ったのよ。そしたらお兄さんが、そう?俺はあんまり変わってないと思うんだよねって言ったのよ!」
娘「えー(笑い)」
妹「お兄さんはすごいねぇ!あきちゃんのこと変わらないって言うんだから!」
娘「たぶんね、見えてないんだと思う!」
妹「えー?まさか!」
娘「だってね、私が髪の毛45センチ切ったのに、全然気づかなかったんだよ!」
妹「うそ!」
娘「だから、切ったの気づかない?って言ったら、なんか短いような気がするなぁって」
妹「えーありえないよねぇ!眼が悪いのかな?」
娘「たぶんそう!笑えるよねー!」
失礼な話がどんどん出てきますけど、年はとるのよ誰だって。
今年もマスカラやったけど、ふだんと違うって誰も感じなかったですよね?
確かに劣化した容姿になっていくけど気にしない!私は生徒たちの引き立て役です♪