2015.09.09
来月は発表会。
みなさん調子はいかがですか?
さて、
これは小さな子にはちょっと難しいよねと思うこと、ありますよね。
それがやらせてみると意外にできる!と知ったのは自分の子どもに教えたとき。
実はこの時、できなくても別にいいやと期待せずに教えたんですが、
いつの間にかできるようになっていた、のでした。
わが子ならではの実験はいろいろありますが、それ以来レッスンでは、
できてもできなくても教えてみようという方針でやっています。
今は発表会を前に、
普段なかなかできないことを色々レッスンしているところですが、
レッスン歴数か月の小さな生徒さんたち、
フレーズを知ってそれを表現することがちゃんとできるようになっており、
先生は嬉しい驚きを味わっていますよ!
音を出すとき、みんな何気なく無意識にポンと弾きますね。
でも、
気持ちをこっちに向けて心を使って音を出すという意識は、
ついうっかり忘れてしまいやすいもの。
ところが、小さい生徒ほどこれをちゃーんとやってくるようになる。
なんで?
おそらく、“感じること”が敏感だからでしょう。
先生が2通り弾いて聴かせると、
どっちがきれいか、どっちがすてきか、どっちがいいか、
それをちゃんとキャッチしたら、きれいだなと思う弾き方で音を出すようになる。
感心しますよ、心がここにある音色。
こうした意識を育てるのは、本当に先生の仕事です。
感覚や気持ちが柔らかいうちに、
いろんないいものを提示して、それに近づこうとする意識を持たせてあげたい。。。
先へ進むことも大事。深く掘り下げることも大事。
いっぱい注ぎ込んでいきますよ♬