2015.05.20
人は誰でも、
よりよくなりたいと無意識に思っています。
これは本能と言ってもいいくらいなこと。
たとえば赤ちゃんが、
寝返りをする、はいはいする、立とうとするなども、
自分の力でやりたいことです。
洋服のボタンをかけるとか、靴を履くとか、
そういったことを自分の力でやれるようになりたいと、
教えられたわけでもないのにやろうとします。
さて、
もし子どものそういったやる気を削いだとしたら?
初めは泣いたり叫んだりして子どもは抗議するでしょうが、
常に圧力をかけたとしたら?___子どもは無気力になっていきます。
はた目にはごく普通の子どものように見えても、
思春期に無気力症候群ともいわれる状態になることが多々あります。
意欲をそぐと、「できた!うれしい!」という達成の経験が乏しく、
それは自信のなさにつながります。
どうせやれないんだ、どうせできない、どうせダメだもん・・・
その気持ちは自分への愛情を失います。それが、自尊心の低下です。
自尊心が低いと、
対人関係が未熟でキレやすく、マイナス思考になり、がんばれなくなります。
人は誰でも、よりよい自分でありたい、よりよくなりたいと思っています。
でも、頑張れない人は成長できない。。。
レッスンで私は、生徒と一緒にがんばる経験を積んでいきます。
ひとりじゃ挫けても、一緒に頑張ってくれる人がいたらがんばれます。
1対1だからこそ、しっかり向き合って一緒に進んでいくことができるのです。
「できた!」→「うれしい!」→“自信”→“自尊心”
未来あるお子さんたちが、のびのびと大きく育っていけますように♬
コンクールまであと10日。
このまま本番ではちょっとマズイと思いながらレッスンする日々ですが、
今年もどうもアレな様子・・・
なぜか先生が必死になると、生徒たちはほんのり笑顔。。。なんで?
これ、本当に不思議です。
これじゃ間に合わない―って焦った先生を見ると、どの子も顔がゆるんでる。
なんで笑顔なのよと言う間も惜しい。それくらい先生は焦っているというのに・・・!
このままじゃ、入賞がどうのっていう前に、
ステージに出しちゃ恥ずかしいでしょって思ってるんですよ、私は。
メンバーが変わっても、この現象は毎年継続されてるって、ほんと不思議ですよねー。
親の心子知らずってやつ?
とにかくみんな、せっかく教えたことをちゃんと受け取ってよねー。
結果はともかく、納得のいくいい演奏目指してねー♪