2015.04.10
それぞれのコンクールを
控えている生徒さんたち、
10人くらいいるでしょうか。
どの生徒さんも、
“感覚的なこと”のレッスンが中心で。
これは、目に見えないし形じゃないし、
本当に感覚的なものなので、
感じて、意識できるかどうか?がポイント。
ノーミスで弾けば「できた!」と思っちゃうのも無理はないけれど、
もちろんそれだけではいけないわけで・・・・
さて、東北大会を控えたみーちゃん(小1)
どっちの音色がきれい?「2番目に弾いたほう!」
うん、その通り!
じゃ、これは・・・どっちのほうがいいと思う?「それは…こっち!」
うん!そうなのよね。
いい音でいい弾き方をするとこんなふうになるね?
「うん。わかる」
そしたら、こんな感じに仕上がっていくよ・・・どう?
「うん・・・ちょっとさぼってたの。もっと練習するよ。。。」
これ、私はちょっと驚きましたね。
1年生になったばかりの子が、先生のお手本を聴いて感じて、自分で反省して
「もっと練習するよ」と静かに言ったんですから。
なんてかわいいんでしょう・・・!
でもだいじょうぶ!
ちょっとした意識が変われば、それはちゃーんと音色に現れるのです。
みーちゃん心配しないでね。
いい練習をすればこんなのすぐ直るから全然だいじょうぶ!
心を込めて、この曲をうんとよくしていこうね。
ほかのみんなも、
レッスンでいわれたことをしっかり吸収し、いい練習をしてくださいね♬
時々思います。
もし私が子どものころに亜紀先生に習っていたらどうなっただろうかと。。。
私が子どものころに習った内容と、今私が教えているものは、
かなり違っている、と思います。
もちろん、読譜を正確にとか、指はまるめてねとかは同じだけれど、
それらを体得するための指導内容や方針が、大きく違っています。
それは先生によって違ってあたりまえなのですが。
どうすれば、ムダなく合理的に順調に進んでいけるか?
審査を受けるなら、ちゃんと評価してもらえるものを指導できるか?
その子の長所を磨き、性格形成を含めて伸ばしてあげられるか?・・・・
みんなの成長が、先生のよりどころですよ♪