2015.04.01
時々小学生の生徒さんに、
「今日の給食はなんだった?」
「昨日の日曜日は何してたの?」などと
聞くことがあります。
「えーと、ごはんとから揚げと・・・」
「日曜日はおばあちゃんの家に行ったの」
色んな答えが返ってきますが、
ときどき、「わかんない!」と即答する子がいます。
これはちょっと考えれば思い出せることでも、
それを考えることを面倒がって考えようともしない場合です。
考えても出てこないならともかく、考えようともしないというのは、
努力の放棄につながります。
___じゃゆっくり考えてみてね。待ってるから。
こんな風にさりげなく言うと、今度はちゃんと答えようとしていきます。
「あ、この手は通用しないのか」といった感じなのかな?
考えようとしないのはよくないですよね。
何も生まれてこないし、やろうとしないということに気持ちの空しさがあります。
結果的にうまくいかなくても、やろうとする・がんばろうとするという方向を、
子どもたちには抱いてほしい。
花は、咲く時はたいてい太陽のほうを向いて咲こうとしています。
これは自然の摂理でしょうが、
人はいつも“よい方向”を向いて歩いて行きたいですよね。
それがどんなにゆっくりな歩みでも、わずかな成果だとしても、
停滞することがあったとしても、
良い方向を向いて生きていけることに意味があります。
世の中すさんだ出来事がたくさんあるけれど、
気持ちがすさむことなく、
いつも前向きな方向を示し、
あなたのペースで、あなたを肯定できるように育って行ってくださいね♬
花粉症に苦労している生徒さんが結構います。
先生も・・・目はかゆいしのどや耳の奥までもがかゆい・・・!
せっかく手放そうとしたマスクを再び着用。はー・・・
春の到来は、さくらと暖かさだけじゃなくいろんなものを運んできますね。
今日から4月。
人はいくつになっても学ぶことがありますが、
知性を使う喜びを、レッスンの中から感じてほしいと思っています。