2015.02.08
年中さんが初めてのレッスンに来たとき、
そのお母さんが、
「上の子と同級だったゆりちゃんが
こちらで習っていたので来ました。
レッスンどう?って訊いたら、
“先生は私のこと上手にしてくれようと
思ってるの”と言ってたんです」
ゆりちゃんは転勤族で、2年ほどで引っ越していきましたが、
当時小3の子がそれを感じていたことにびっくりしました。
ゆりちゃんは、こちらが教えたことを受け取って、すくすく伸びました。
教える→受け取る:できるようになる→次を教える→受け取る・・・・
この好連鎖が続くと、見る見るうちに上達していきます。
教えるこちらも、教わる生徒も、
「できる!できた!」があると、それはそれは楽しいものです。
さて、月日は流れて今の生徒さんたち。
うちに来て1年少々のスポーツマンはるくん(小5)
ふと気づいたら、とてもいいピアノを弾いています。
なんていうのか、意識がこの音に宿ってる、という感じ?
ていねいで心があって、非常に感じの良いピアノです。
表現力がつき、アプローチもよくなり・・・もっともっと伸びそうで嬉しい!
ゆきちゃん(小4)も、引き継いで1年になりませんが、
指の形がよくなり、すると当然音がよくなり・・・とてもいい条件の手があるから、
大きな曲が弾けるタイプなので期待が膨らみます。
まゆちゃん(幼長)はレッスン歴1年、
初のコンクール出場に向けて練習中ですが、
とてもいい自宅練習ができており、どんどん進んでいる様子。
課題曲だけじゃなくテキストも順調です。
ももちゃん(中3)は受験が近いけれど、
ノクターンをそれはそれは美しく弾いてきて、感心しきり。
練習できてるの?
「練習っていうか・・・弾きたいときに弾いてます」
それは理想的!
まおちゃん(小3)は引き継いで半年にならないけれど、
教えたことをよく受け取って早々にソナチネ突入。
想像以上に早い上達ぶりで、これならコンクール出場も楽しみですね。
教えたことが1週間後に成果としてあらわれると、
教えるほうの喜びは濃く、新たなエネルギーになり、疲れも飛びます。
教える先生と教わる生徒。
無理のない努力を積んで、それに対してまた新しいラインが見えて、
そうやって少しずつ成長していく。。。
それはお互いにとても上質な何かを生み出しますね♬