2015.01.14
今日は“特化”について。
特化とは、
何かその部分だけが特別に発達する、
という感じかな?
たとえば、目が見えない人は
視覚じゃないところが特化していきます。
聴こえ方がよかったり、記憶力に優れていたり。
足りない部分を補っていくように、
ほかの機能が高性能になっていきます。
私たちでいうと、
テレビの画面を見ないで音声だけ聞いていると、
そのアナウンサーの力量がだんだんわかってきます。
発音がきれいで聞き取りやすいとか、
発音が甘くて耳障りだとか、そんな風に感じていきますね。
この場合、画面を見ないというのもポイントのひとつ。
人は目からの情報が最も大きく入っていきます。
視覚にとらわれやすいといってもいいかも。
ということは、
音に集中したいなら、目を使わないほうがいいということです。
目を開いているより、目をつぶって音を聴く方が、
音に対して敏感になり集中できるのです。
また、
耳でいえば、違った性能もあります。
それは音色などの聞き分け。
音色は強弱とは違うし、目に見えないもの。
でも、
そのちがいを知り、いい音色を求められるようになることが、
上達のポイントでもあります。
こればっかりは言葉で説明できません。
レッスン室で、その音色をよく聴いて、感じる人になってくださいね♬