2015.01.09
音楽をやっていると
耳の性能がよくなっていきます。
それは、
脳の聴覚部位がよく動くからだとか。
それがどんな影響を与えるかというと、
言語に対して敏感になり、
人の話をよく聞けるようになり、
声色で相手の感情を感じとれるようになると
考えられています。
ピアノでの話をすると、
ピアノを聴くだけの人と、弾く人とでは、
弾く人のほうが敏感で、
音色に対する性能、ひいては弾く感触に対するそれも優れてきます。
ピアノは両手の指を使うし、脳の発達に有効なのはもう周知のことですが、
言語分野にも刺激を与えていたとは。
言葉をきちんと使うことは、人間の成長に大きく役立ちます。
人間関係の基本は言葉ですし、
自分の気持ちを言葉を使ってあらわさないと、気持ちは伝わりません。
教えるのも、叱るのも、ほめるのも、言葉を使います。
もちろん、言葉を超えるものも多くありますよね。
表情も、しぐさも、音色も、言葉以上に何かを伝えます。
ですが、
言葉があなたの意識・気持ちを作っているといっても過言ではないのです。
感じることと、考えることは、似てるけどちがう。
感じることに言葉はいらなくても、考えることに言葉は必要。
言葉を自在に使いこなすのはむずかしいけれど、
言語成長はあったほうが絶対、いい。
何か困ったとき、いやなことがあるとき、気持ちが暗くなったりしますが、
それをどう扱うか?
そんなとき、その感情に‘名前’をつけるといいですよ。
どんなものでもいいから、何かに対して名前を付けると、
人はそれを扱いやすくなるのです。
扱いやすくなると、それに対するストレスが減る。
ストレスが減ると、気持ちがやわらぐ。
気持ちがやわらげば、対応しやすくなる。。。
聴覚部位も両指も、いろいろ使って様々な能力を育てていきましょう♬