2015.01.06
テニスの錦織選手や
体操の内村、白井選手など、
様々な分野で若手が大活躍で、
本当にすごいと感心しきりですね。
ひと昔前までは、世界で通用するのは
なかなかむずかしかったけれど、
今は十分勝負できるし
トップに立てるようになっています。
これはどの分野でもいえることですが、
これだけ若手の台頭がめざましいのは、
小さい時から“いいもの”を身に着けていくことが
できたからでしょう。
最初からいいものを習い、大きな修正がなく
順調に伸びれば、
これはかなり実力がついていきます。
ピアノでいうと、
基礎をしっかりさせながらいい内容をめざし、いい感覚を育てていけば、
その努力・練習はムダになりません。
私の娘が2歳のころ、某ピアニストのCDを聴いたとき、
「ママのほうが上手だね」と言いました。
これを聞いたときに、
この子は私のピアノに耳が慣れてしまったからそう感じるんだと、
ちょっと愕然としましたね。
“慣れ”がいいものなら、これはいい成果につながるけれど、
あまりよくないものに慣れてしまうと、それをいいものと認識してしまうのです。
“慣れ”は心理に影響します。
環境が大事、と言われるそれと同じことです。
いいものに囲まれるといいものが育ちやすく、
そうでない中にいると、よくないことを良くないと感じなくなる。
小さな生徒さんたちが何人もいます。
みんなレッスン室に来ると、にこにこしてピアノに向かってくれて、
自然と私も頬が緩んで柔らかな気持ちになります。
楽しいしうれしいの!という様子を見ると、
この笑顔をずっとずっと続けてあげたいと心から思います。
気持ちの作用が充実したレッスンを作ってくれるから、
先生は教える楽しさを今年もたくさん味わいますよ♬
インフルエンザや風邪などが流行る時期。
先生が元気でも、生徒さんたちに二次感染してはいけないと思って、
マスクでレッスン中です。
「先週のレッスンの時は元気だったけど、次の日にインフルエンザになっちゃって・・・」
こういうケースが毎年あるからです。
マスクはなんとなく息苦しいしうっとおしいけど、
先生を通して感染させたら大変だから仕方ない。。。
あー酸欠気分がします。