2014.12.13
年少さんが何人かいます。
なーちゃんは両手のおけいこをがんばって、
かーちゃんはレッスン始めたばかり、
プレ年少さんのまーちゃんも
すっかりレッスンに慣れた様子。
この子たちに共通しているのが、
しっかりレッスンを受けて意欲的、そして集中力が途切れないところ。
3~4歳には思えません。
「もっとやるよー」と言うのを、なんとかうまく調節しながら進めています。
そこが“加減”です。
やる気を損なわず、その期待に応え、でもやらせすぎない。
いくらやる気いっぱいで集中してるといっても、疲れさせてはいけません。
疲れたと感じる前に切り上げることが大事。
レッスン時間いっぱい、ぎりぎりまでやりたいことがあるから忙しいです。
やらせすぎず、やらなさせすぎず___これはちょっと加減が難しいかも。
中1のゆーちゃんはショパンを弾いてます。
このゆーちゃん、ロマン派が得意らしく、
自然と気持ちが曲に入っていくのがはっきりわかります。
フレーズの歌い方もほどよくいい感じ。
そういえばうちの生徒さんたちはみんな、
ロマン派を本当にちょうどよく弾いてくれます。
というのは、よく言われるのが
ロマン派をどっぷり酔いすぎて演歌的になることが多いということ。
ロマンは確かに感情表現と言ってもいいのだけど、
それをついついやりすぎてしまうのは要注意!なので、
ちょっと理性を働かせてほどよく演奏していくことがポイントなのです。
これもちょうどいい加減が必要。
なんでもそうですが、やりすぎもやらなさすぎもマズイ。
瞬発力も持続力もどちらも大事なのと同じように、
“ほどよく”が一番大切で、そしてむずかしい。。。
柔軟に、フレキシブルにやっていきましょう♬