2014.12.06
東北青少年音楽コンクールの
課題曲が発表になり、
選曲を検討する季節になりました。
学年に応じた課題曲ですが、
それぞれ5曲あってバラエティに富んだ内容です。
本人が弾きたいと思った曲を選べるように考えていますが、
そこはコンクール。好きだけじゃよくない場合もあります。
子供のころは、自分の得手不得手を自覚していません。
それは一向に構わないのですが、
苦手なタイプの曲を選べば、結果がよくないかもしれない。
でも、
数か月練習することで苦手を克服できるかもしれない。
そうなったらすごくプラスに働くし・・・
___先生も悩みます。
コンクールに出る以上は入賞したいですよね。それは心理的に当然。
私も、努力が報われるような方向に導いてあげたい。
でも、せっかく練習するのなら学びのある曲をやらせたい・・・
といった具合に、いろいろ悩みながらレッスンするのですが、
何も今決めなくても大丈夫。
候補曲をいくつか弾いていくうちに、落ち着くところに落ち着いていくのです。
さて、
昨今はコンクールがたくさん開かれています。
どのコンクールに出たらいいのか迷うほど。
私もいくつか地元開催のコンクールに生徒さんたちを出していますが、
そのポイントは審査、かな?
何と言っても審査が信頼でき、順当であることは絶対条件です。
時には納得しかねることもないわけではないけれど、
だからこそ、複数のコンクールに出場してみることも必要と思っています。
本当の実力があるなら、審査員が変わっても、コンクールが違っても、
ちゃんと入賞する。
誰に聴いてもらっても、
認めていただけるような力をつけていかなくてはと思うからです。
いい音色で、いい表現で、いい演奏目指してくださいね♬