2014.11.24
私の行きつけの美容師さん、
「高校のときからギター弾いてるんですけど、
といっても完全な自己流ですけどね。
楽譜読めないから耳コピーで。
テレビとかから音楽聞こえてくると、
ギターの音だけはっきり聞こえるんですよー。
先生もそういうこと、ありませんか?」
あー、ありますねぇ。
私もピアノの音だけ拾っちゃって、あー疲れるからオフにしようって思って、
そういう仕組みを耳から追い出すんですよね。
そういえばピアニストのリサイタルとか聴きに行くと、
途中からすごく疲れます。たぶん、耳に集中しすぎて。
ちょっと騒がしいところで誰かと会話するのって、すごく疲れるんですよね。
無音がいいってことはないけれど、
音を邪魔に感じるレベルだと、本当に疲れるし集中できないし。
さて、今日は夕方から中学生の吹奏楽・管弦楽の大会を聴きに行ってきましたよ。
私の中高生の生徒さんたちは、かなりの人数が音楽部員。
それはもう、いろんな楽器をやってます。
ヴァイオリン、クラリネット、ホルン、オーボエ、フルート、ヴィオラ、トランペット・・・
久しぶりに聴くオケの音はなかなか新鮮!
“ピアノ”じゃない音だから、神経が疲れすぎることもなく。
客席後ろにいる男子高校生のグループから聞こえてくる会話。
おおー!いいなぁーうまくなってるよなー。
うんうん。がんばってるよなー。
でもあれが高校に入ってきたらショックを受けるんだろうなー俺たちのようにさ。
そうそう。高校生のレベル、全然違くてびっくりしたよなー。
でもいいなー・・・あの中に入って吹きたいよー!
俺もだよー!・・・
OBたちの会話、微笑ましいです。
音楽を楽しめるセンスがあるって、本当にいいですね。
このステージが3年生引退かもしれないけれど、
3年間がんばって、とってもいい経験をしてこれてよかったね、みんな♬