2014.11.18
発表会の曲を決めるとき、
何か弾きたい曲、ある?と聞きます。
ソナチネを過ぎてソナタレベルになったときも、
これから古典をやるけど、
この先はあなたのピアノを弾いていく時期だから、
何か弾きたい曲があったらどんどん言ってね。
ほよどじゃない限り、それをやってみようと思うから。。。
さて、
自ら“やりたい曲”を持ってくる子はうまくなります。
とくに中高生には、ほぼ全員に弾きたい曲を選ぶように伝えてありますが、
自分で選んだ曲を弾いている生徒さんはみんな、本当に上達していきます。
弾きたい曲があるということは、知的好奇心があるということです。
たとえば、
ピアノに関心をもってCDを聴くとか、コンサートに行ってみると、
そこで出会った曲が心に訴える。
何気なく聞こえてきた曲に惹かれて、題名を調べてみる。
こうしたことが、あるのとないのではその差は歴然。
これらは“感じる”ことへのアンテナが育っている証拠。
そしてそれは、関心の高さがあなた自身を伸ばしているということです。
ピアノを弾くことは指を動かすことだけでなく、
意識・気持ちも動いています。
それは、感覚・感性に訴えているということで、
心が動く時、
人は集中力や意欲性、意識の高さが生まれています。
意識が高くなると、向かう姿勢が真摯で誠実なものになり、
純度の高い状態になります。
これは、ピアノをきっかけにこうした経験をすることで、
あなたの人生そのものにも大きな影響を与えてくれるのです。
純度の高さはいいオーラを産みますよ。
だから私は、レッスンしていると時々浄化されて疲れが取れるのです♬