2014.11.06
ひーちゃん(中3)は
久しぶりにショパンを弾いてます。
ショパンの弾き方、旋律感、装飾音など
素通りできないことを教えていますが、
なかなか興味深そうに聞いてます。
そういえば“英雄”のなーちゃん(高1)も
そんな感じだったなぁー。
「こう・・・弾くのと、こう・・・弾くのでは、なんか違うでしょう?」
素通りしちゃうようなことかもしれませんが、
その奏法や解釈の違いは歴然。
ひろ君(中1)も深い。
小さいころから、
むずかしいこと・理論的なこと・マニアックな内容になると、
かなーり興味を示していたっけ。。。
先日は合唱コンクールで伴奏者賞も受賞したとのこと。おめでとう!
レベルが上がるということは、
だんだん本格的な内容を教わるということですが、これが結構いい反応です。
「あー!そうなのか!」
「へぇー・・・なるほど・・・!」___こんな感じでしょうか。
教えていて思うのですが、こうした上のレベルになって、
レッスン内容に純粋に興味を感じ、曲に入っていく生徒さんは、
感覚のレベルが高まるということ。
それはピアノだけじゃなく、ほかのことに関しても関心の度合いが深いということ。
何かに対して関心を持ち、知性を活用でき、追求心がわくことは、
知力の高さであるといえます。
大きくなった生徒さんたちはみんなこんな感じですが、
それは小学生のころに培った基礎力があるからこそ。
基礎的な土台があるから、それを使ってさらにうえのラインに行けるのです。
ここまで来ると、
ピアノの練習、ではなく、演奏への追求心。
曲の森へ分け入るかのような感覚があるはず。
レベルのいい人間創りに一役買った気分です♬