2014.11.01
間接的学習、を
ご存知ですか。
何かを見て学ぶ、ということで、
たとえば
演奏会を聴いて学びを得るとか、
親の背中を見て何かを考えるとか、
そういったことを言います。
これ、実生活そのものが間接的学習と言えますね。
レッスンでもよくあります。
ほかの人の演奏を聴いて何かに気づくとか、
お母さんがよその人と話しているのを聞いて覚えることとか。
子どもには環境が大事とは本当で、
見たり、聞いたり、感じたり、そうやって子どもたちは学びを得ます。
ゆーちゃん(中3)は、小さいころからレッスンで何かしてもらうと必ず
「~していただいてありがとうございます」とお礼を言います。
これはお母さんがそう教えて下さっていたのでしょう。
今ではそれが自然に口をついて出てきます。
お母さんがとてもいいお手本を見せて下さっているのですね。
発表会で私との連弾の練習で、
手がぶつかって弾きにくいところはない?ペダル踏んでほしいところは?
私がそう聞いていたら、あるとき
「先生はどこかやりにくいところはないですか?わたし、邪魔じゃないですか?」
なんとまぁ先生に気づかうとはおとなになって・・・と感心したものです。
ゆーちゃんのような生徒さんはほかにもいて、
みんな、やってもらってあたりまえ、じゃなく、
ちゃんと気づいてお礼を言ってくるので、なんと気持ちのいいものかと思います。
お母さん方も、何かあるとそれに対して必ずお礼をおっしゃる方が多く、
本当に私は保護者の方に恵まれていると感謝しています。
子どもはおとなを見て育つ。
おとな次第で、その成長ぶりは変わってくるのですね。
私もいいお手本になっていかなければ・・・♬
もう11月。。。
10月も7,000近くのアクセス数をいただいていたようで・・・
いつも皆さまありがとうございます♪