2014.10.31
以前あるお母さんが言いました。
「ちょっと壁に当たると
逃げてしまうんですよね」
これ、よくあることですよね。
ピアノの練習でいえば、
ちょっとつっかえたら、そこでイヤになってしまう。
わからないところがあったら、そこであきらめてしまう。
習ったことができないと、そこでストップしてしまう・・・・
本当によくあることです。現に私も子どものころそうでした。
だから自分が先生になってからは、
つまづいたときどうするか?それをレッスンで働きかけています。
「何の音かわからない?じゃ、ドから数えればいいの」
「つっかえるなら、もっと遅く慎重に弾いてみてね」
「すぐできなくて当たり前。ゆっくり、できるまでやってみようね」
壁に当たったとき、子どもは、
自信を無くしたり、やる気を失ったり、もうダメと落ち込んだりします。
そんな時、
クールダウンして、ちょっとがまんして、もう一度がんばれるように導いてあげる。
これが先生や親御さんの仕事です。
「できない!イヤ!」というときに、
それなら仕方ないわねと大人が思ったら…子どもはそこまでです。
子どものころから‘逃げ’を覚えないこと。
努力を面倒がらないこと。
これは能力を育てるだけでなく、
この先の人生をどう対処していくかにもつながる大事なポイント。
みんなが充実した毎日になりますように♬
発表会が終わって、その大きな成果を日々感じています。
ステージを経験してから意欲や集中力が高まったり、
自分への要求がレベルアップしたり、
感じることや発言がぐっと成長したり・・・
みんなが本当に大きな成果を受け取っているようです。
そういえば当日の朝、娘が、
「マスカラした?今日くらいはちゃんとやってよね!」
ちゃんとって・・・誰も先生の顔なんか見てないからいいよ。。。
「またそんなことを言う!新しいの買ってあげたでしょ」
だって、マスカラしたってかわらないもん。。。
「気持ちの問題なの。少しは気合入れてよねーみんなきれいにしてくるんだから」
えー・・・・・・
で、やりましたよマスカラ。年に一度のマスカラ。めんどくさいですよねぇこれ。
でも本当に、そのちがいは誰にもわからないと思う。。。
だけど、
発表会の日はみんな髪をセットしておめかししてホントにかわいらしい。
美容室行く余裕は先生にはないけれど、楽しそうな様子を見てるだけで
こっちまで楽しくなりますね♬