2014.10.29
レッスンを始めてしばらくたつと、
あんなに張り切ってわくわくしていたのに
練習しないしがんばらなくなるし・・・
そんな経験を持つ親御さんは多いと思います。
子どもは気まぐれ。すぐ飽きちゃう。
でも、それを良しとしたらそこまで。
子供の成長のチャンスは消えてしまいます。
人間は何をやっても、いつか飽きます。
飽きたから終わりね!をしてたら、どんな人生になってしまうことか。
こどもに“がんばらせる”ことは、それはなかなか大変です。
努力させるおとなのほうがしんどいかもしれません。
やらないから仕方ない、のでなく、
だれもが通るその時を“どう乗り越えるか”がポイント。
人間には気持ちに波があります。これは自然の摂理。
お天気と同じように、いつも同じってわけには行きません。
そんなとき、大人は子供にどう対処するか?
それによって、子どもがどう育っていくかが変わってきます。
たとえば、
ちゃんと練習しない子どもにどう対処するか?
その原因は何か検討してください。
おんぷが読めないから弾けないのか、
おんぷはわかるけどリズムがとれないのか、
集中力がないからなのか、
ピアノじゃないほかの遠因はないか、などなど・・・・
おんぷ、リズムの苦手ならそれを解消すること。
集中できるように、気が散るようなものは遠ざけること。
疲れてるなら、今日は練習休むこと。
なんとなくやりたくないなら、右手だけとかのんびり弾いてみること・・・・
でも、意外に遠因は本人も気づかなかったりします。
学校で何かしっくりこない。
気持ちが安定してなくて、ピアノがその吐き出しになっている。
不安感、さびしい気持ちが意欲を奪っている・・・
これは本人にも意識されてないことが多いからむずかしい。
でもね。
音楽が嫌いな人って、まず存在しないといえますよ。
そして、
ピアノを習っていてピアノがキライという人も。
いやだと思うそれは、
練習がいやとか、先生やお母さんに怒られるからとか、
がんばるのがめんどくさいからとか。
さて、
がんばるのがめんどくさいという場合は結構多いと思いますが、
これと、ピアノがキライ、は別物という認識を持ち、
“努力できる力を養う”ためにどう接していくかをおとなは考えなくてはね♬