2014.09.09
何かの分野で秀でるようになると、
それとは別の分野で精進している人の話も、
自分の栄養となります。
つまり、違った分野であっても、
それを磨いている人の考え方や
意識についての話を、
自分のことに置き換えて
聞ける・気づくようになるわけです。
これは学習能力が秀でているということで、
何かを知る→自分のことに置き換える→消化する→使えるようになる。
こんな感じでしょうか。
バレリーナでも野球でも絵画でも手芸でも、
対象は何でもいいのです。
そこからヒントを得て自分の言葉で考え、応用することができるようになります。
伸びる人には、学びがそこら中にあるということでもあります。
それには、何かを感じ、何かを得られる感性が必要ということでもあり、
“気づく”ことがどれだけあなたを成長させるかといえるかも。
発表会の曲をじっくり取り組むことで、
レッスンでイメージの話をすることが多くなっています。
そのとき、
自分の言葉や表現で曲のイメージを豊かに話せる生徒ほど、
先生の教えた内容によく反応し、上達がくっきりしています。
これは作文能力ではなく、
うまい言葉で表現するというのとは微妙にちがい、
何かを伝えようとする気持ちがあると、それがちゃんとこちらに伝わってくるのです。
先生は言葉や視覚や聴覚や、いろんなものを介してあなたに刺激を送っていますよ。
しっかり受け取ってね♬