2014.08.23
上達するために必要なこと、
それはもちろん色々あるけれど、
“気づき”は最も大事なことかも。
レッスン歴5か月ほどのおとなの生徒さん。
映画音楽を弾いてますが、
いつも2週間ほどで暗譜してきます。すごい!
先日のレッスンでお手本にと私が弾いたところ、
何かに気づいたようで、
「・・・感動しました。練習しなきゃ・・・!」
年上の生徒さんですが、かわいいですよね。
うまくなるには、“いい演奏”を聴くのが有効です。
だから、ピアニストのコンサートやCDを聴くのはすごく勉強になります。
ですが、
現実的にもっとも有効な“聴く”は、
把握できるレベルの曲を、うまい人の演奏で聴くこと。
今あなたが弾いている曲を聴くのが一番直結できますよ。
今ならYouTubeでもたくさん聴けますし、コンクール会場で聴くのもおすすめ。
ただ、
YouTubeでは、音色の繊細さなど微妙なところははっきりしない。
でも、
テンポやリズム、曲の持っていき方などは学べます。
ただYouTubeでは、その演奏が‘うまいひと’とは限らないのでちょっと注意して。
コンサートなどの生演奏は何より勉強になります。
なんといってもその空気感、受ける圧力などが本当に感動ものです。
それを味わうためにホールに行くわけですが、
ほんとうのところ、これも当たりはずれがあったりするからなかなか・・・
さて、みなさんが身近なところで接することができるのは発表会ですね。
秋の発表会で、あなたはどれだけの人に
気づきや感動を与えられるかな?受け取れるかな?
そうなるように、練習がんばっていきましょう♬