2014.08.09
昨日、大学生のしーちゃんが
レッスンに来ました。
「学校の試験や実習が大変で・・・」
___だよね。忙しそうです。
さて、しーちゃんは指の条件もいいし意欲的だし、
私がむずかしいことを教え出すと、
「・・・」 二ヤリとした表情になります(不気味かも?)
なんでにやにやするのよ?と聞いたことはありませんが、
おそらく嬉しい手ごたえを感じているのでしょう。
お年頃のしーちゃんに「ニヤリ」とは言えませんが、
このひと、そういえば以前から、むずかしいことを教わるのが好きみたい。
正直言って、私はふだんレッスンの時、かなり、遠慮しています。
それは、
ふつうの生徒さん達にとって、私が教える内容を遠慮するくらいでちょうど、だから。
というのは、
この子はまだ小さいから、あんまり要求しては
ピアノきらいになるよねぇ・・・とか、
部活も忙しそうだし、あんまり要求しちゃ気の毒だよねぇ・・・とか、
私が求めたとおりにクリアするには、今の倍の練習時間が必要だから、
それは求めちゃいけないよねぇ・・・とか。。。。。。。
コンクールが近くても、ついそういうことを思って遠慮がちになります。
さすがに、
これでは本番で恥をかく!というときはちょっと本気で言いますし、
音大受験の場合は、これは当然の要求をしますよ。
でも、そうじゃないときには、
あんまり求められてはきついよねぇと思っちゃうわけです。
ですが、ある程度進んで、理解できるラインに来ていれば、
「ほんとはこんなふうに、こういう弾き方ができるといいの。やれたらやってみてね」
と言う場合もあります。
さて、しーちゃん。
__しーちゃんならここまでできると思う。弾けるはずだからやってみて!
「できますかね?じゃあ・・・・やってきます!」
しーちゃんは理解力もあるし、弾く気がある。そしてやってくる!
それを知ってるからこそ、
専門外のアナタにも、遠慮なしに要求しますよ!
この夏休み、グランドピアノのある自宅にいるからこそできる。
忙しいのにごめんね!でもできるからがんばって♬
あらら・・・暗譜の話までたどり着けなかった。。。それはまた次回に。