2014.05.09
‘心の成り立ち’は
どうしても抽象的になりやすく・・・
歯切れが悪くなってしまうのですが、
誤解なくお伝えしようと思うと
どうしてもそうなってしまうのですね。
さて、
おうちの方に向けての具体的なお話ですが、
お子さんのやる気や、この先の精神的成長に係ることでいうと、
‘月謝・お金がかかる’とか、‘レッスンの送迎が大変’とか、
そういったことはお子さんに言わないほうがいいとされています。
本音はいろいろおありでしょうが、
‘心の成り立ち④’でお伝えしたように、
お金に換算されると子供の心にマイナスを与えやすく、
手間がかかって大変だといわれることにも傷つきます。
仮にそうした言動そのものを忘れていくにしても、
心のフィルターをろ過して ‘愛情ではない’ ことだけは残るのです。
私自身も耳が痛い・・・
娘の練習をじっくり見てやったことはほとんどなく、教えることはあっても付き合うことはしないままで、
発表会では自分の生徒のほうばかり気にかけて、娘の着る洋服さえ忘れる始末・・・
そういえばあるお母さんがおっしゃってました。
「七五三や発表会などで、特別な洋服を着せてもらうのが嬉しかった」
ドレスが大事なのではなくて、
“自分のために心を砕いてくれる”ということが、大事なのですね。
フィルターからろ過されたものが、
温かで優しくてうれしいものが少しでも多く残りますように。。。
そういう方向で子どもたちに接していきたいものですね♬