2014.05.06
自己実現、
無条件の愛情、
表現したいという衝動を
人は生まれながらにだれもが持っている__
この子は音楽が好きなようだからピアノを習わせてあげようかとお母さんが思い、
それに理解や協力をすることで子どもが愛情を受け取り、
努力する習慣を体得し,自身の人生を構築していけるように・・・・
私はこうしたことを常々考えてレッスンしています。
楽器が弾けたらいいなと思わない人はいないでしょう。
スポーツ選手の活躍を見て、あんなふうにできたらいいなと思うでしょうし、
すばらしい絵を描く人を見たら、自分も描けたらいいなと思うでしょう。
人はみな、“良いもの”への賛辞と憧れを感じます。
ただ、そうなるまで“練習すること”がむずかしいだけです。
一流になるのは本当に大変だし、努力だけでは届かないこともあるでしょうが、
人が健やかに生きていくには無意識の“希望”が必要です。
何をやってもムダだと絶望しながらでは、生きていけません。
困難にぶつかるたびにその消化の仕方はいろいろ必要ですが、
子どもには、憧れや前向きな姿勢を失わないように育てていってあげたいですよね。
お手本となるようなものに触れさせ、憧れや羨望を感じ、
それに近づこうとする努力を覚えていくことは、
その子にとって大きな力となります。
レッスンを始めたら、弾けるための基礎力をつけ努力することを覚えましょう。
それを使いながら表現する手ごたえを知り、本当の楽しさを感じていきましょう。
おとなたちは、あなたがそうできるために理解と協力を与えましょう。
どうぞ有意義なレッスンをしてくださいね♫