2011.04.20
私たちは “弾けるように” とか “どう弾くか?” とかをレッスンしていますが、
音楽を発信する立場の私たちにとって、
“音楽を受け取る感覚”を持つ人ほどこわいものはありません。
某ピアニストのベートーヴェン・リサイタルを聴いて、
『よくないね。ここにベートーヴェンがいないもの』
ミスタッチがとても多い演奏で、でも音楽の語る力がすごく大きなピアニストを
『彼の演奏はいいですよ!つい手を止めて聴き入りました』
___こう言った人たちが実は一番コワい聴衆ですね。
楽器を演奏しなくても、『聴く』こと、『感じる』ことは誰にでもできます。
“弾かない”人の感覚と “弾く”人の感覚は、どうしても違っていることがあるけれど、
“弾く・弾かない”に関係なく、
音楽の空気や語りかけに、耳をすませられるようでありたいですね♪