2013.07.20
何度も同じことを繰り返しやることで、
それがスムーズにできるようになること。
そのための作業が“練習”です。
練習するのに必要なのは
やる気、集中力などいろいろありますが
欠かせないのは“根気”でしょうか。
___やっていてすぐに飽きちゃう。。。2,3回弾いたらおしまい!
その気持ち、よーくわかるけど、それではできるようにならないんですよね。
なので、レッスン中に
「この4小節だけ、うまくなるまでやってみて。自信がついたら教えてね」と、
時々注意を与えながら練習させます。
すると、
何度か弾くうちに、スムーズさと安定感が出てくる瞬間があります。
それが 「できた!」 とき。
喜びと達成感が感じられるでしょう。
これが 「わかった!」 ということです。
___がんばったね!よくできたよ!それでいいの。。。
私も一緒に喜びを感じるときです。ふふふ♪
~~やれるだけやろう②
父が余命数か月と言われて、私たちは告知なしで行こうと決めました。
残り時間があまりにも短すぎるからです。
“あと数か月、治療はムリ。それなら苦痛を排除することを最優先に、なるべくいい状態でいられるように”と思いました。
幸いにも、私の自宅からドアtoドアで15分。
レッスン以外の時間を、ほとんど病室についていてあげることができます。
また、大学生の娘は金曜の夜から火曜の朝まで、毎週帰ってきてはついててくれて、
父はそれが一番うれしかったようです。
死んでいく人へ対する敬意、とでもいうのか、その気持ちが根底にあったので、
後悔のないように精いっぱいのことをしてあげようと思いました。