2013.06.06
もうずっと何年も前のことです。
低学年のAちゃんは
ちょっとうまくいかないとすぐに
黙り込み、微動だにしなくなる・・・
要するに
機嫌を悪くして硬い反抗を示すという感じでした。
どんなに働きかけても
返事もしなければ身動きもせず5分10分・・・
お母さんに伺いました。
どうすればいいですか?
“機嫌が直るまでは仕方ないんですよね・・・”
これで自宅練習がそれなりにできていればよかったのですが、
2年間というもの、一度も練習をしてきたことがなく、
レッスンで2小節弾けるようになっても、次の週にはまたできなくなっている・・・
それの繰り返し。。。
お母さんは
“むかしの自分を見ているみたいで・・・”
____この子は、
5線のなかの『ド』の位置さえ覚える努力をしない。
努力するなんて絶対イヤ!と言った風情で、
このまま大きくなったらどうするんだろうか。
『ド』を覚える気さえなくて、
学校での勉強が少しむずかしくなったとき、どうするのだろうかと
本当に危惧したものでした。
子どもにとって“考える”ということは面倒なものです。
よく私はちいさな生徒の見当識を見るために
「何人家族?誰が住んでるの?」
「今日の給食はなんだった?」などと訊くことがあります。
もちろん、ほぼ全員がちゃんと答えてくれますが
たまに、
「えー、わかんない!」
「忘れた!」という答えが返ってくるときがありますが
実はそれは、わからないのでもなく忘れたのでもなく、
“思い出すのが、考えるのが、めんどくさい”という状態なのです。
“めんどくさい”ということって、だれにでもありますよね。
ですが、こんな小さな段階で
ちょっとしたことを思い出そうとする、考えて答えようとする意識が育ってなかったら、
これから先、どうなっていくのか・・・?
ピアノはね、
うまく弾けてなくてもいいから、
レッスンではしっかりがんばるようにしてください!
先生が “がんばってできるようにする” ことを一緒にやりますよ!
その習慣をつけていきましょうね♪