2013.03.07
車の免許更新に行った時のことです。
1時間ほどの講習を聴いていたら
その年配の担当教官は
同じことを2回ずつ、繰り返して話していました。
たとえば、
「こういうところでの一旦停止は忘れずに」
「きっちり停止することを習慣づけて」
言い回しは違いますが同じ内容を二度言っています。
最初は聞き流していましたが
すぐに、
あれ?同じことを2回ずつ言ってるなと気が付きました。
・・・ふーん、なるほど・・・
私も、
大事な注意は1回だけじゃなく、わざと2回もしくはそれ以上重ねるようにしています。
それはなぜか?___人は聞き流すのです。
___もっとゆっくり弾いてみて?
「ハイ」と言って、同じテンポで弾き始めることはよくあることです。
“声”は聞こえても、内容が脳に届かないことって結構あります。
必死にピアノに向かっているからこそ内容が聞こえないのか、
集中が薄くて聞き流しているからこうなるのか・・・
注意を与えたすぐあとに
___今、先生なんて言った? と尋ねると、
「えっ・・・?あ・・・」 こういう現象(?)にはとっくに慣れています。
なので、
やってほしいこと、大事な注意は、
言い方を変えて、2回またはそれ以上重ねて言うようにしています。
時には、
___いま、先生の言ったことを言ってみて?と復唱させ意識させることもあります。
くどい!と感じるならそれは話が入っている証拠。
先生が何度も同じことを言うときは、大事な内容だと思ってくださいね♬