2013.02.25
さて、教室に来てピアノの前に座ったら、
指の体操をしたあと
①前回の宿題を弾いて、
②次の曲の説明をする。
こういった流れでレッスンしています。
順調に進んでいるケースでは
①にかける時間が短めですね。
前回出した宿題の曲が、説明したとおりに弾けていればOKなので、
あとの時間を、次の曲の説明や練習に使えます。
この流れができていると、すいすい進んでいきますね。
特に、バイエルレベルなら教えることがたくさん!
その内容を、
レッスンの時に説明し、教え、一緒に練習し、
だいたいわかった状態でご自宅にお返しします。
そのとおりの練習をやって、指が曲に慣れればいいわけで、
そのために1週間かける、といったかんじでしょうか。
こうして、レッスンで受けた説明や練習のやり方を守っていくと、
1週間ごとの伸び率が非常に高く、数か月で1冊の本を終わることができています。
特に最近、
この1年以内にレッスンを始めた生徒たちがとても進みが早く、
次々に新しい本になっているのは、上記のサイクルが潤滑にいっているからです。
幼稚園や低学年の段階で、こうしたことができるようにしておくと
・集中力がつき、練習の習慣がつく
・がんばったらできた!という自信を養える
・壁を乗り越える精神力ができる___
その結果、当然弾けるようになるから楽しい!という循環が出来上がります。
これはピアノに限らず、ぜひとも子供たちに養ってあげたい力です。
これから先、何かの壁に当たることは必ずある。
それを乗り越える精神力を養っていくことは、ある意味“ピアノ”より大事なこと。
先生が一緒にがんばるから、
くじけないでがんばれる人になっていこうね♬