2013.02.23
レッスンを始めるのに
理想的なのは幼稚園入園ごろ。
母子分離ができて
自宅じゃない世界に慣れたらレッスンOKですね。
その年頃は伸び盛り!
特に音感やリズム感は
いつの間にか身についてしまうでしょう。
年齢的な余裕があるから、
その子のペースに沿ってレッスンを進めていけます。
ちょっと遅めのスタートでコンクールに出たいとなると
これはよほど順調に進まないと難しい・・・
その学年でこの課題曲と決まっている場合は特に大変です。
が、
もちろん、学年制限のないものなら、数年後を目指して出場できますよ。
さて、
幼いうちにレッスン開始して、時間的余裕があると、
ゆっくりなタイプのお子さんでも、壁に当たってしんどいときも、
時間をかけてクリアさせられます。
どこかで、
時間をかけてクリアしなければならない時が必ずやってきます。
その時に焦らずじっくり取り組むことができますよ。
そのハードルを、
いかに難しくなさそうに、いかにできそうに工夫して教えるか?
___それが先生の仕事です。
年齢に応じたレッスンを・・・と私が言うのは、
その子の年齢に合う曲を弾かなければ、
ピアノの楽しさや手ごたえを味わえないからなのです。
たとえば6年生で、はじめて“ちょうちょ”が弾けたら、それはうれしいですよね。
でも、
そのレベルだけでは、その子の感性は本当に楽しくないかもしれないのです。
やはり精神年齢というのはあって、それと曲は関係しているのです。
そういったことを踏まえても、
伸びるならどんどん伸びて、余裕を持ちながら先へ進んでいけるようにしてあげたい・・・
伸びるチャンスを逃さないでね♬