2013.02.06
ちょっと焦りが出てきてる先生です。
コンクールで、
せっかくレッスンしたことが
うまくできないともったいない・・・
“まったくできない”ならもったいなくないんだけど、
“できたりしてる”からもったいない・・・
この妙なかんじ、きっとわかってくれると思います。
つまり、
いい感じに仕上がってきてるのに、それが“定着してない”ということ。
本番は1回だけ!
その1回で、納得いく演奏をきっちりしなくてはならないでしょう?
それには“定着”が必要。
できる時もあるけど、できない時もあるのよね・・・ではマズイのです。
そうはいっても、自宅ではいろんなドラマがあることでしょう。
コンクールが終わって、お母さんがごあいさつにみえると、
「今だから言いますが、緊張でご飯が食べられなかったんですよ」
「実はあのとき、悔しくて泣きそうだったみたいで・・・」
「なかなかエンジンがかからなくて、焦ってたんです」・・・・・・
___こういった打ち明け話が出てきます。
お母さんたちにできること、それは
コンクールの日のおまじないやゲン担ぎ。
つまり、
“パスタを食べたら、入賞した”
“出かけるまえ、チョコレートをつまんだ”
“このハンカチを持ってるとうまくいく”
こういったおまじない、自己暗示は悪くないですよ!
ピアノは普段の練習が絶対大事!
それは変わらないけど、
それでも本番は緊張します。不安も出てきますよね。
そういうときに、
なにか心の支えを持つと、少しでも気持ちが安心できます。
先生ができること、してあげられることはレッスン室の中でだけ。
お母さんの出来ることは、こうした付加価値をつけてあげること。
こういったことも参考にして、最後の練習をがんばってね!