2013.01.31
習いたての生徒さんには、
教えることがいっぱい!
おんぷ、指、リズム・・・
ぐっと進んできて
バッハやハイドン、モーツァルトなどに入ったら
それぞれの時代の
タッチや読譜の仕方を学びます。
新しい何かを学習するときは
それについての知識を注ぎ込む。。。
___これがティーチングです。
さて、
コンクールの課題曲を弾き始まったなーちゃん。
だいたい曲の全容がなんとなくわかったころです。
___ここと、ここのフレーズ、何が違うかな?
「えーと、最初はソで、次はラから始まってる」
___このスタッカートは、どんなスタッカートがいいと思う?ジャンプ?静か?
「ジャンプしたほうがいい!」
___さて、この曲はどんな気持ちかな?
「明るくて、楽しくて、わくわくした感じ!」
・・・これが、コーチングです。
知識を与える時期は、注ぎ込み、教えることが本当にいっぱいです。
弾き方も、記号も、読み方も、もうたくさんあります。
そういった内容を消化したら、
その曲の性格、表現、感情など、
奏者である生徒ひとりひとりに尋ねながら進めます。
同じ曲でも、
選ぶ表現は感じ方によって変わってきます。
違った弾き方でも、質が良ければそれでOK。
以前、コンクールで同じ課題曲を選んだ生徒が二人いました。
性格や音色の違うふたりです。
当然仕上がりも変わってきます。
結果はもちろん、どちらも入賞!
自分の表現で、納得できる演奏をすること___これが大事ですよ♪