2013.01.25
指導の持っていきかたで
『ちょっと難しいけど、なんとかできそう・・・』
といった気持ちにさせるのは
先生の役割。
たとえばレッスン歴7か月のかすみちゃん(小1)は
おとなしくておっとり型。
自信を持たせながら進めていけるように
ちょっと工夫をしてみました。
なんていうのか、
“いま必要じゃないけど、これができてるとあとですごく役に立つこと”を
先取りしながらレッスンするという感じ?
これが大当たり!
両手が難しくなってきても、自信をなくさないまま進んでいます!
さて先日は、
2冊のテキスト両方で、初めて習うことばかりがぶつかってしまった。。。
どうしようかな?
これを何とも思わない子もいるけど、
自信をつけてあげたいという考えを守りたかったので
新しいことは1冊だけで教えることに。
2冊目は今回はお休み。宿題なしとしました。
もちろん、
どっちも新しいことを教えてもやれたかもしれない。
でも、
少しでも、気分的な抵抗感がないように指導していきたいので
あえてゆとりを持ちながら緩やかなハードルにしたわけです。
その昔、
私が習っていた時代、そのころの先生は、
新しい曲を宿題に出すとき、来週はこれねと言うだけでした。
でも、
いつもと違った見慣れない楽譜を見ただけで、子供の私はすごく大変そうに感じたことを
よく覚えています。
そういう思いを生徒たちにはさせたくない。
ちゃんと解説して、やれそう…という気持ちで帰してあげたい。
急な坂道じゃなく、緩やかな坂道を登っていけるようにレッスンしましょ♪