2021.05.20
自己肯定感、
よく聞きますよね。
ざっくりいうと、
自分はこれでいいんだという感覚とか、
自分への自信とか、
そういうものと思ってください。
この自己肯定感は、
人間の根幹であり、生きていく原動力にもなる大事なもの。
それは
子どもを育てていく段階の、幼いときから作られていきます。
幼いときから、他者から認められるという経験を積んでいくこと、
それが自己肯定感を形成していきます。
では、
他者から認められるとは?
かんたんに言うと、
なにかをしたときに周囲の人たちから褒められること。
たとえば子どもが得意なことを何かやった時に、
すごいね、上手だね、がんばったねと称えられることで
自己肯定感は作られていきます。
じゃあ、褒めるってどのくらい褒めればいの?
たとえばで言いますと、
具体的に数字を上げて褒める、というのはおすすめ。
「20分も練習したの?がんばったね」
「5回ずつ弾いたの?えらいねぇ」
褒めるというと褒め言葉を言わないとダメな気がするでしょうが、
事実を言葉にする、これだけで効果がありますよ。
子どもは、親・先生がちゃんと見てくれてたんだと思うことで満たされ感を感じます。
自分のことをわかってくれてるんだと思うだけで嬉しく思い、がんばれる。
おとなの心理として、
厳しいことを言えば発奮するんじゃないかと思う方もいるでしょうが、
そういうケースは意外なほど少なくて、意欲やパワーは減少しやすいです。
ピアノ経験のあるお母さまは多いですが、
ご自分が〇歳の時と、お子さんが〇歳の時を比べていかがですか?
あきらかにご自分の方がうまかったと思ったとしても、
そこは親としての演技力を発揮し、とりあえずは褒めることを探してください。
ですが、
自分が〇歳の時より今のこの子の方がうまいんじゃないかと思ったら
そこで思い切って言ってみてください。
「お母さんが〇歳の時より上手だね」
認められている感覚を育てていくこと、
それを重ねていくことで自己肯定感はしっかりしていきますよ。
また、効果的な声掛けのひとつとして、
「先生ががんばっててえらいと言ってたよ」
「先生が上手になってるって褒めてたよ」__これはなかなか大きな効果があります。
そう聞くことで、
お母さんもそう思ってくれているんだという気持ちになることと、
先生も褒めてくれてたんだという気持ちと、両方が伝わるからです。
先生がこんなふうに褒めてたよというのは、その場の思いつきでも全然いいのです。
もちろん、
あとでメールで報告して頂ければ、こちらもそのつもりで接していきますので
お子さんの気力を作って行けるように、おとなたちもがんばりましょう♬
私は生徒たちに、楽しく弾ける力をつけてあげたいと思っているので
基礎的な力の獲得を基本に据えて指導しています。
基礎がしっかりしてきたなら、それを使いこなしてレベルアップを目指す。
上達と楽しさという両面を同居させて育てていけるようにと考えています。
何でもそうですが、できないと楽しくないですよね。
できるために努力して達成したら、それは自信と嬉しさになりますよね。
ピアノ人口は学年が上がるにつれて減っていく傾向がありますから、
高学年になった時にしっかり演奏できたら周囲の人から賞賛されますよ。
中高生になればもっとそれが大きくなります。
あなたのアイデンティティ、自己肯定感を得てくださいね♪