2020.08.18
毎日暑いですが、
夏休みももうすぐ終わり。
生活にも日常が戻ってきますね。
さてみなさん、
練習はさぼりすぎていませんか?
あ、マズイかも…と思ったあなた。
だいじょうぶ!
練習のやり方や注意事項を守って、
のんびりした気持ちで弾いてみて。
すっかり忘れちゃう、ということってなかなかありませんから、
焦らずにゆったり練習することで、
必ずあなたの指は動いてくれますよ。
はじめはゆっくり慎重に、
少し調子が出てきたらいつものペースでも大丈夫。
とくに発表会の曲、暗譜を忘れるとけっこうショック。
なので、
しばらく弾いてない人は、じっくり楽譜を見てゆっくり慎重に弾いてみること。
それだけで、指は思いだしてくれますよ。
新しい曲をさぼってたあなた、それでもだいじょうぶ。
ゆっくり、短いフレーズを、習った練習の順番でやること。
それだけで十分!
夏休みは、いつもと違った生活になりますよね。
ピアノの練習も、できないことも多いはず。
先生はそのつもりでいるから、心配しないでね。
一番避けてほしいこと、
それは、焦ってバンバン弾いちゃうこと。
これ、弾ければ安心するかもだけど、あんまりプラスにはなりませんよ。
指というのは、スポーツ選手と同じようなもの。
しばらく弾いてないのに、いきなりばんばん弾いちゃうと、
指や弾き方など、基礎的で大事なところを損なってしまうのです。
もちろん、
余計な力が入りやすくなって、音色の悪さだけでなく
手指、腕の状態も悪くなってしまいやすい。
ということで、
焦らず基本に戻って、習ったことをのんびり練習してね。
ピアノというのは、
いい指、いい弾き方、いい音色などが脳と身体に浸透してはじめて実力となります。
それらは焦って獲得するものではないから、とにかく先生の教えたことを思いだしてね。
それではみんなの笑顔に会えるのを楽しみにしていますよ♬
夏休みはふだんと違う経験ができる貴重な時。
たとえどこへも出かけられなくても、
早起きして朝顔の開花を目撃することもできるし、
くだものを凍らせておいしいおやつを作ることもできるし、
夏に生息する昆虫や植物を見つけることもできる。
経験というか思い出というか、人は記憶で作られているものだから
楽しくていい記憶が多ければ多いほど、生きていく力が大きくなります。
ピアノを弾くことも、表現する楽しさをしっかり味わってね♪