2012.10.20
レッスンをしていて
常に私が持っているのは
『この生徒にとってプラスになることは何か?』
という原則。
たとえば発表会の選曲。
今、この子にとって一番プラスになるのは
“テキストを進めること”だったら、進度に役立つ曲を。
“じっくり表現する力をつけてあげたい”なら、そういう曲を。
“脱力につながるものを”
“完成度高く仕上げる勉強を”など、この子の糧になるものを選びます。
コンクールも同じ。
入賞に近づけて、なおかつ本人の弱点が目立たず、長所を生かせる曲を選びます。
ふだんのテキストの進め方も同じです。
今の本が終わるとき、次の楽譜をどれにするか?
その生徒の年齢や指など考慮して、最も有効に思うものを進めます。
もちろん、
1曲ずつのOKの出し方も変わってきます。
この子は十分進んでいるから、先を急ぐのでなく中身を充実させよう。
この子はもっと進んだほうがいいから、この辺はさらっといこう・・・
コンクールに出たいなら、もちろんその希望に応えますよ!
どのコンクールが一番合っているか、どのコースがいいか、どの曲がいいか、助言します。
「この曲がやりたい!」と言ってくれれば、
あなたにとって有効ならすぐにでもレッスンしますよ!
『この子に必要なことは何か?』をいつも考えています。
なるべくあなたの希望をかなえられるようにレッスンしたいですが、
もし先生が何か提案した時は、それ、聞いておいたほうがいいですよ。
先生は絶対に、あなたのマイナスにつながることは言わないからです♪