2012.08.31
レッスンのさいごに、
発表会の曲をお手本に弾いて聴かせます。
昨日のトキくん(小3)は“アラベスク”
___先生が弾き終わった瞬間、
『おぉー!』と思わず出た声。
キラキラした目でこっちを見てました。
かわいー!
発表会やコンクールのとき、よくこうして模範演奏をします。
もちろんふだんのレッスンの時も。
先生の真意は、
___この曲はこんな風な感じなの。どう?キレイよね。すてきよね。
アタシもこんな風に弾きたいなぁ、いいなぁ・・・って思ってほしいの。
“おんぷ”を弾くだけじゃなくて、心が何かを感じてほしいの。
模範演奏の反応はさまざま・・・
みんな‘ふーん’って顔してるけど、何かが変わっていくのです。
次のレッスンの時にすぐ変化を見せる子もいれば、
毎週聴かせるうちにだんだん変わっていく子もいる。
何かを感じても、感じていないようであっても、
感性のドアをノックし続けることが大事だから、折に触れて聴かせていきます。
もちろんこれは、
生徒がだいたい譜読みができている状態でないとなかなか・・・
譜読みができていない段階で聴かせすぎると、弊害が出ることもあります。
“感じること”は、百の言葉を尽くすより効果が大きい!
生徒のやる気も、練習への熱意も、求める気持ちも、ついてくる結果も、すべてが。
左脳を使うだけでなく “感じる” 部分も開きますように♫