2012.08.14
レッスンの内容とレベルは、
生徒であるあなたが決めていますよ。
___練習してないの・・・
こういうときは、練習の手順通りに
おんぷを読むところから始めます。
読めたね。じゃ、右手で練習してみようか。
___発表会の曲、暗譜できました!
そう!チェックするから通して弾いてみてね。
・・・うん。この音だけ直しておけばだいじょうぶ。よくできたよ!
じゃ、今度は内容を細かくやっていこうね。
___先週習った弾きかた、ここのところがうまくいかないんです・・・
ああ、それはね、手首の方向をこっちにもっていくの。えーと、こんな風に・・・
___だいたい仕上がってきてます!これでいいですか?
うん!よくなってるよ!じゃ、もっとよくするにはね・・・
こうしたことはレッスン内容を予定しておくことではなく、
今日のレッスンで生徒さんのラインに合わせてレッスンレベルが決まっていくのです。
___暗譜できたし、習ったことができてきました!
うん!いいね!
そこまでできてるんなら、ここはこういう弾きかたができればもっとよくなるよ!
・・・生徒がレッスンを消化して前進ができていると、
私の方に“ひらめき”のようなものがきます。
予定して既存のことを教えるのでなく、パッとひらめくものがくるのです。
そういうことはレベルの高いレッスン、コンクールや発表会の曲の時にやってきます。
この場合、かなりいい結果につながります。
まずは、今のあなたが越えなくてはならないラインをめざす。
そこをクリアできたなら、次のラインを教える。
それもできたなら、さらに次のラインを提示する・・・
ピアノの夏休みが終わったらまた一緒に前進していこうね。
いつも、レッスンレベルはあなたが決めているのです♪