2012.08.07
指を使うと脳にいいということは
もうすでにみなさんご存知のことと思います。
マニプレーションといって、
指・手を動かすことで
脳のニューロン結合ができます。
ニューロン結合がしっかりしてくると
作業スピードが早くなります。
簡単にいうと “うまくなる” のですね。
折り紙はもっとも手軽な効果的作業です。
指を細かく使うし、手順を追うことはワーキングメモリーというものを刺激します。
こういったことはすべて前頭連合野で考えたり計画したり指示したりします。
“考える” “計画する” “指示する”__これらはピアノを弾くうえで欠かせない要素です。
とくに小さな生徒さん。
レッスンに来たら楽譜やノート、鉛筆などを取り出し、
帰るときはそれらをバッグに入れるわけですが、
多少時間がかかっても自分でできるように見守ります。
これは指や手を使い、
バッグにうまく入るようにするにはどう入れていったらいいのかと脳が動くからです。
生活の中のちょっとした場面で、お子さんの脳刺激の機会があちこちにあります。
おとなは “待つ” ことが仕事かな・・・
次回はミラーニューロンのおはなしです♪