2019.07.04
ピアノ経験ありのおとなの生徒さん、
「フランス組曲を弾きたいのですが」と、
レッスンを始めてもうすぐ1年。
指の使い方、拍子感、フレーズの弾き方、表現や音色の変化など、
なかなかなハイレベルのレッスンをしています。
今はベートーヴェンのソナタを弾いていますが、
少しずつ内容を噛み砕きながら曲の中盤あたりまで進んできた昨日、
だんだんとうまくなってきているなぁと思いながら聴いていた私、
では、そこの左手はこんな風にしてみましょうか。
ここから音色をこんな風に変えてはどうでしょう。
ペダルですが、ここでこういう使い方もありですがいかがですか。。。
もっとこうしたらよくなるなぁと、ひらめく感じで次々出てきます。
「ほう・・・なるほどですね」
生徒さんがある程度のラインまで来ると、
私の方に、さらにもっとアドバイスがうまれてくることって結構あります。
そういえば、
生徒たちの弾いている指を眺めていたり、音を聴いたりしているときにも、
あ、この子にあの曲がいいのでは?
この手指ならこっちの曲もこなせそう、など、不意にひらめくこともよくあります。
忘れていた曲を思い出して勧めたり、
あら?あの本の方が合うのではないかしらと思ったり、
そういうときって理屈ではなくカンみたいなものですが、
たいてい“当たり”ます。
おそらく、
無意識の中に蓄えられている色んな経験や知識が目覚めてのことでしょうが、
そういうときは本当にぴったり当てはまるから不思議。
ひらめきは大切にしたほうがよさそうですね♬
リハビリ的運動に通ってこの夏で1年。信じられないけど事実。
そういえば、何か月ぶりに、リハビリの先生の指導で運動したところ、
自習しているときとは何かがちがう!
なんていうんでしょう、身体が気持ちよくのびのびする?
先輩たちも同じことを言っていました。
「先生と一緒にやると全然違うよねー」ええ、ほんとに。
ご指導の通りに、伸ばしたり、曲げたり、号令に沿って動かしたり。
それが先生のお手本があると全然違うんですよね。
なんだかわからないけど、プロってすごい・・・
私のレッスンも、生徒さんたちにそう感じてもらえていたらいいなぁと思いました♪