2012.07.21
さて、レッスンする上で先生の裁量でもあるのが
『段階』と『適量』です。
たとえば『段階』は
何か難しい、
あるいはてこずりそうな所に差し掛かった時に
必要な指導です。
____このリズムで両手を正確に合わせるのはむずかしいだろうなぁ・・・
指づかいがややこしい!ここをマスターすることがポイントになる・・・
このフレーズは子どもには理解しにくいはず。どう区切ろうか・・・
こういうとき、“これは難しくてムリ!”と思わせないために、
簡単そうに感じるように教えることが必要です!
ピアノって、ちょっとしたハードルがあちこちにある。
そこで負けちゃわないように、挫折しないように、うまく誘導するのも先生の仕事。
同じことを教えるにも、導きかたでうまくいったり行かなかったり・・・
また、『適量』も大切!
一度に多すぎる内容をレッスンして「来週までにやってきてね!」だと、
消化不良でゼロと同じになることも・・・
この子がやれそうな量、ヤル気になる量、という采配も先生の仕事。
ですが、
普通のレッスンなら余裕を持って対応できますが、
〆切のある場合、つまり発表会やコンクールのときは、
ちゃんと1週間分を消化してきてくれないと、間に合わなくなっちゃう・・・!
先生は多すぎる宿題を出しません!
だからみんな! 発表会やコンクールの曲は、1週間分の練習だけはしてください!
お願いしますよ・・・