2012.07.18
1曲をきちんと仕上げる、それは
・譜読み、暗譜ができていること
・曲のイメージをもつこと
・それに合う表現があること
・そのための弾きかたをマスターすること
___ということです。
今、発表会やグレード試験、コンクールなど、
それぞれが目標を持って練習している時ですが、
みんな暗譜はなるべく早くね!
譜読みに手間取っていると、内容のレッスンができない。
ということは、ただ“弾いただけ”になってしまう・・・それでステージに出てはいけません!
なるべく早く暗譜して、その先のことをいっぱいレッスンしなきゃ意味がない!
___前の先生は、本番までに暗譜できればいいって言ってたよ・・・
・・・確かに、先生によってその考え方はちがう。でも、今はそれじゃいけませんよー!
私がステージに求めるレベルは、 “暗譜してからが本当のレッスン” !
おんぷを弾くだけで、暗譜した段階で “できた!”では学びがありません。
普段はそこまで求めませんよ。常に“完璧”をめざしていたら前進できなくて、
いつになっても子どもの曲しか弾けない人になっちゃうから。
ある程度は前進中心に、
そして発表会やコンクールでは内容重視のレッスンをして、
ソナタあたりからはふだんからじっくり取り組んで完成度を上げていくようにします。
コンクール理事を務めている私がこんなことをいうのもナンですが、
コンクール曲だけで1年が終わってしまうことのないように!
基礎からのレッスンを積み上げていってくださいね♪