2012.07.17
コンクールといえば選曲___
基本的に私は本人の意思を尊重して選びますが、
ある程度レベルが高くなってきた場合だと、
なかなか本人の選曲に
すんなりOKを出せないことも・・・
それはつまり、
『アナタの弱点が目立たないようにしてあげたい!』
から・・・
弾いてみたい曲、好きな曲を
選んでやりたいのは山々だけど、
それでは結果が出せないかも・・・
賞から遠くなるかも・・・
そういうときは、ちょっとストップをかけます。
たいていその理由は “物理的問題” ___つまり“手”との相性です。
もっと大きくなれば弾ける曲でも、
今の手では無理がある⇒いい仕上がりにならない⇒結果につながらない・・・
コンクールは賞のために出るわけじゃないけれど、
結果発表のときにはやはり入賞したい気持ちが出てくるもの。
それがわかっているからこそ、弱点が出る曲を選ばないようにしてあげたい訳です。
時々お母さんに‘見通し’を聞かれることがありますが、
正直いうと私はレッスンしていて
入賞させるためにとか、賞を取れるにはとか、とれそうとか、
ほとんど考えないタイプ。
それどころじゃない! 恥ずかしくない演奏をさせなきゃならない!
それだけなんですよ・・・
だからみなさん!
コンクールに出るんなら、恥ずかしくないレベルをめざしてまじめに練習してね!
先生からのお願いです・・・